女性が1ヶ月に一度、必ず使用する「生理用品」。
ナプキンやタンポンなどタイプはそれぞれですが、もはや日々の生活の中で欠かすことのできない生活必需品であるといえます。

しかし、「そこにあって当たり前」の物であるがゆえに、改めて自分が使っている生理用品について考えてみたことがある人は、意外と少ないのではないのでしょうか。
そこで、今回の「女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会」では、一般に市販されている生理用品の中でも使用している人の多い生理用ナプキンについて語りたいと思います。

■改めて知る生理用ナプキンの構造
普段なにげなく手に取っている生理用ナプキンは、大きく4つの部分に分けることができます。

➀ 表面材(デリケートゾーンに直接触れる部分)
➁ 吸収体(表面材から吸収された経血を貯めておく部分)
➂ 防漏体(吸収した経血を漏れないようにする部分)
➃ ズレ止め材(ナプキンがズレてしまわないように下着と接着する部分)

これらの4つの部分が層になって重なり合うことで、経血をしっかりと吸収し、表面を清潔に保てるような構造になっています。

■生理用ナプキンは何から作られている?
それでは、あなたが生理用ナプキンを購入する際、商品を選ぶポイントは何でしょうか?
「経血をしっかり吸収する」「漏れにくい」「動いてもナプキンがよれにくい」、さらに欲をいえば、「コンパクトで持ち運びやすい」などといったところでしょうか。
しかし、このように使い心地の良さや利便性を求める一方で、生理期間中は絶えずデリケートゾーンに直接触れている物であるにもかかわらず、その素材をわかっている人はなかなかいないかもしれません。

一般的な生理用ナプキンは、主にポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンなどの「合成繊維」から作られています。これらの素材は、衣服や日用品等の原料としてもすっかりおなじみとなっているもので珍しいものではありません。

合成繊維は水分が乾きやすいというメリットがある一方、通気性が低いために蒸れやすいという特徴があります。生理期間中にデリケートゾーンのかゆみや蒸れが気になりやすくなるのも、これらの素材によるところが要因となっているのです。

また、生理用ナプキンは一般的に紙オムツと同様に表面が白く漂白されていたり、製品によってはニオイを気になりにくくするための香料が使われていたり、表面材以外の部分で着色料を使用したりしているものもあります。

以上のことから突き詰めて考えてみると、私たちは化学的に作られた物質をデリケートゾーンに長い期間直接接触させているともいえるのです。

■「知ろうとすること」はフェミニンケアの第一歩
生理用ナプキンに使用されている化学物質については、「メーカー側は安全性に配慮して生産しており、体内に吸収されるといってもごく微量なので何ら健康上問題はない」という意見もあれば、「肌を通して吸収されるとその影響は大きいため、生理用ナプキンの使用はやめるべき」という意見もあり、医学的・科学的に100%立証された事実があるわけではないために何が正しいか断定することはできません。

しかし、ここでひとつ大切なことは、「日ごろ自分が使用している製品について、決して受身にならず、自発的に情報を収集して製品を選ぶこと」だといえるのではないでしょうか。

最近では、「デリケートな部分に使う物こそ体に優しいものを」という観点から、100%天然のコットンで作られた生理用ナプキンを販売しているメーカーもありますし、布ナプキンも以前に増してさまざまなタイプのものが販売されるようになってきました。

デリケートゾーンに使用する物であるがゆえ、できれば体に優しい素材で作られた物を使いたいのが正直なところではありますが、まずは「普段使っているから当たり前」としてしまうのではなく、いつも使用している生理用ナプキンの材質や使用感に、今よりもっと考えてみることが大切です。

そして、「少しでも合わないな……」と感じることがあったときは、別の物を試してみるなどの柔軟さを持ってみることも「フェミニンケア」のひとつといえるのではないでしょうか。

<参考>
・「日衛連News No.78 Nov2013」日本衛生材料工業連合会
http://www.jhpia.or.jp/pdf/news78.pdf#search=%27%E8%A1%9B%E7%94%9F+%E7%94%9F%E7%90%86%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%B3%27

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会
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