いつもがんばっているあなたにタクティールケアを届けたい。
がんと闘っているすべての人たちに贈りたい。
手を使ってそっと優しく触れていくタクティールケア。
看護師だからできる「こころ」への処方箋、良かったら参考にしてくださいね。

■タクティールケアとは?
タクティールケアはスウェーデン発祥のタッチケアです。
人間が本来持っている優しく触れられたいという願望からきています。
手の持つ偉大な力は、私たちのこころへ癒しを与えてくれる効果があります。
タクティールとはラテン語の「タクティリス」に由来する言葉で、
そこには優しく触れる意味があります。

やわらかく優しく包みこむように触れていくのがタクティールケアです。
タクティールケアそのものは医療行為ではありません。
しかし、人間の手を使ってさまざまなニーズにアプローチすることができるのです。
タクティールケアは、実践する私たち看護師も自然と癒されてくる、そんな嬉しい相乗効
果があるともいわれています。

■オキシトシンとタクティールケア
癒しホルモンと呼ばれるオキシトシンは、タクティールケアと深くつながっています。
オキシトシンは脳の視床下部で作られ、下垂体後葉から分泌されています。
出産に関連し母乳を分泌するホルモンでもあります。

余談ですが、タクティールケアの根源には産婦人科の症例があります。
未熟児にタクティールケアを実践したことで、未熟児の成長に大きな変化があったことが
知られています。

もしかしたら、癒しホルモンであるオキシトシンも、ここからきているのかもしれませんね。
タクティールケアはダイレクトに触覚を刺激します。
タクティールケアで皮膚が刺激を受けると、脊髄にある疼痛部位がオキシトシンによって
緩和されていくのです。
オキシトシンは痛覚を抑制する働きもあるのです。

■タクティールケアであなたのこころを支えたい
がんと闘っている患者さまのケアに明確な答えはありません。
体の痛みばかりに目を向けていても、そこからは何も生まれないし何の意味もありません。

本当の意味での治療とは「こころ」そのものにアプローチしていくことです。
癒しホルモンを分泌させるタクティールケアそのものが有効に働いてくるわけです。
看護師だから実践できるタクティールケア、
がんと闘っているあなたにそっと寄り添いたいと思っています。

看護師
栗田
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