抗がん剤治療の前や後というのは精神的にも、身体的にもかなりの負担があり、十分なエネルギーを摂る必要があります。そのため、今回のレシピは食べやすくかつ高たんぱく質の茶碗蒸しをご紹介します。

『高たんぱく質の茶碗蒸し』

【材料】2人前
三つ葉・・・3枚
シイタケ・・・10g
エビ・・・1匹
卵・・・1個
出汁・・・180ml
塩・・・少々
しょうゆ・・・小さじ1

作り方

三つ葉、シイタケとエビは食べやすいように細かく切って、出汁の中に入れておきます。塩としょうゆも加えて混ぜ合わせます。

卵1個を割り入れて、ホイッパーで均等になるように混ぜ合わせます。

底の部分が深い器(耐熱用)に流し入れて、アルミホイルで簡易的な蓋をつくります。鍋にお湯を1/3程度の高さまで水を入れ、器を入れます。蓋をして強火にかけ、沸騰したら5分加熱し、その後、火を止めて蓋をしたまま5分間蒸らします。

竹串を中央に刺して、中から透明な澄んだ汁が出てくれば蒸しあがっています。ぜひ試してみてください。

今回の具は三つ葉とシイタケとエビですが、お好みで好きな食材を入れていただいても可能です。エビの代わりに鶏肉を入れてもおいしいです。治療の前後の時はなるべく細かく刻んで食べやすくすると良いでしょう。冷ましてもおいしいので、作り置きして冷蔵庫に入れて置いても良いと思います。特に食欲がない時は、本人にプレッシャーを掛けないように、食べられる分だけで良いと思います。また、本人の食べたいものを優先してあげることも大切です。どうしても食事の摂取量が少ない時は栄養補助食品や栄養補助飲料などもあり、上手に付き合うことが大切です。

抗がん剤治療後などは、心身共に疲れており、治療の後は身体もエネルギーを大量に消費しているため、栄養補給がすごく大切です。

■管理栄養士からのワンポイントアドバイス!!
抗ガン治療の前後はなるべく、胃腸に負担がかからず、消化の良い食品を摂り入れると良いと思います。食物繊維は多い物よりも少ない物、脂肪は脂身の多い物よりも少ないささみや白身魚がお勧めです。調理方法では、なるべく食材を小さく切り、柔らかくしましょう。食事はゆっくりかんで、1回の食事量を無理に多くせず、回数を多くして良いと思います。また、食事内容は焦らずに段階的に進めて、身体に合わせることが大切です。

管理栄養士
小笠原
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