皆さんこんにちは。前回は「労災保険制度」の中から「療養(補償)給付」と「休業(補償)給付」
について説明しました。今回も引き続き給付内容について紹介します。

【障害(補償)給付】
・労働者が業務や通勤が原因となった負傷や疾病が治ったとき、体に一定の障害が残った場
合に給付されるものです。業務災害だった場合は「障害補償給付」という名称で給付となり、
通勤災害だった場合は「障害給付」という名称で給付となります。
・障害の程度により給付内容は変化します。障害の程度の尺度に関しては、「労働者災害補
償保険法障害等級表」に照らし合わせて決定されていきます。

※障害の程度や状況の詳細に関しては、「厚生労働省 労働者災害補償保険法施行規則別
表第一 障害等級表」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken03/
をご参照ください。

・労働者災害補償保険法障害等級表は第1級から第14級まであり、第1級から第7級の対象
者は「障害(補償)給付」として[障害(補償)年金]の形態で支給がなされ、第8級から第14級
までの対象者は「障害(補償)給付」として[障害(補償)一時金]の形態で支給がされます。

・さらに労働者災害補償保険法障害等級表の第1級から第7級の対象者は[障害(補償)年金]の他に
[障害特別支給金]と[障害特別年金]が併せて給付されます。

・労働者災害補償保険法障害等級表の第8級から第14級の対象者は[障害(補償)一時金]
の他に[障害特別支給金]と[障害特別一時金]が併せて給付されます。

・年金の支払い月は、支給要件に該当することとなった月の翌月分から支給が開始されます。
毎年2月・4月・6月・8月・10月・12月にそれぞれの前2カ月分の支給がされます。

給付金額に関しては下記の通りです。

<労働者災害補償保険法障害等級表の第1級から第7級の対象者>

<労働者災害補償保険法障害等級表の第8級から第14級の対象者>

※ 給付基礎日額は、労働基準法の平均賃金に相当する額をいいます。
※ 算定基礎日額は、給付対象となる労働者が事業主から受けた特別給与の総額を365で
割った数をいいます。特別給与は、ボーナスに代表される一時的または突発的に支給される
給与のことです。
次回も引き続き、労災保険の給付内容についてご紹介いたします。

社会福祉士
佐々木

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