■トレーニングの五原則とは?

「痩せたい!」「腹筋を割りたい!」など、人がトレーニングをする理由はさまざま。しかし、思うように効果が得られないことでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときには、「トレーニングの五原則」を意識すべきかもしれません。効果的なトレーニングを行うためにも、この五原則を見ていきましょう。

全面性の原則
トレーニングは、体の全部位に関してまんべんなく行うことが大事です。あるスポーツを上達させたい場合でも、まずはバランスの良いトレーニングをして全体的な基礎体力を高めたうえで、専門的なトレーニングを行うべきです。

意識性の原則
トレーニングの意義や目的を理解し、常にそれを念頭に置いてトレーニングを行うことが重要です。ただ漫然と運動をするのではいけないということだと言えます。

漸進性の原則
最初は自分のキャパシティーの範囲内から始め、弱いものから強いものへとだんだんとトレ
ーニングの負荷や難易度を高めていくべきだということで、短期間で効果を得ようといきなり重い負荷をかけることはいけないということだとも言えます。

反復性の原則
当然ですがトレーニングの効果は中断すれば失われていきます。定期的に繰り返し行うこと
が大切です。

個別性の原則
人の能力の個人差を理解し、個々人に合ったトレーニングを行うべきだということです。ネット社会においてはさまざまな情報が氾濫しますが、それに惑わされてはいけないと言い換えられます。

■ウォームアップ・クールダウンはするべき?

時間がなかったりつい慢心してしまったりなどで、ウォームアップやクールダウンを省いてトレーニングをしてしまう人もいることでしょう。しかし、この二つはトレーニングの安全性を高めるために非常に重要なので、しっかり行う必要があります。
ウォームアップはウォームというだけあり、運動前に筋肉を温める作用を持ちます。すると筋肉や関節の動きがスムーズとなり、かつ酸素摂取量が運動開始後に速やかに上昇するよう
になり、筋肉の乳酸蓄積が緩和される効果をもたらします。

また、クールダウンにより心臓に戻る血液量を増やし、めまいや立ち眩みを予防したり、筋肉でできた老廃物を速やかに除去できるようになります。効果的なトレーニングを行うために、五原則をしっかり意識し、かつウォームアップやクールダウンを忘れずに行うようにしましょう。

医療者編集部
スポーツ医学と運動科学ラボ
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