皆さまこんにちは。前回は「回復期リハビリテーション病床」についてご紹介しました。今回も引き続き病床のご紹介をいたします。

【地域包括ケア病床】

・高度急性期の治療を終えた方や、自宅や福祉施設などで体調の急変があった方に対して、治療や医学的管理はもちろん、リハビリテーションと退院後の暮らしを見越した在宅復帰支援を行う病床です。

・入院当初から、次の暮らし方や暮らす環境にあわせた目標を設定し、医師や看護師を始め、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護士、栄養士、社会福祉士など、他職種がチームとなって支援にあたります。

・回復期リハビリテーション病床とは違い、発症から入院までの日数的な制限はありません。

・入院期間は最大60日で、治療状況や病状にあわせて医師の判断で決まっていきます。
・リハビリテーションは1単位20分以上で、1日平均2単位以上行います。

・現在国は「地域包括ケアシステム」を地域に根差すよう取り組みを行っています。高度な医療を提供できる病院はもちろん、医療対応をしながら在宅に戻るため暮らしを支える支援を手厚く行う病院が増えており、そこを担う病床が地域包括ケア病床となっています。
 
 【医療型療養病床】

・医学的管理を常時行いながら長期的な療養を続ける病床です。

・急性期の治療が終了し病状が安定している方に対して、継続した医学的管理や処置を行い、医療、看護、介護が提供されていきます。

・この病床は誰でも入院が出来る訳では無く、「医療区分」と「ADL区分」に応じて入院の判断がなされます。それぞれの区分において重度な区分の場合は入院の必要性が高いと判断される材料になります。

次回も引き続き医療機関の機能と役割についてご紹介いたします。

社会福祉士
佐々木

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