がん細胞は日々生産されています。でも増殖していかないのは体内の免疫機構が働き、が
ん細胞を異物として排除しているからです。ところが、がん細胞の増殖速度が早まったり、
免疫能力が落ちてしまったりするとバランスがとれず破綻してしまいます。

がん細胞は糖分も大好きで、どんどん取り込み成長して大きくなっていきます。発がん性物質
を長期間取り入れていると、どんどん溜まっていくこともあります。がん細胞は大きくなると、
新しい血管も作り栄養も取り入れて、まるで周辺は町のように発展していくのです。

がんには種類もありますが、分泌する物質もそれぞれ異なります。臓器からも分泌物が発生
してネットワークのごとく会話しています。じつはがん細胞から出る分泌物にもメッセージが隠
されているようなのです。そのメッセージを血液検査で数値化しています。

検査では「腫瘍マーカー」という項目になっています。
この腫瘍マーカーでがんの成長度合いを管理していきます。

がんはいわば、「生き物」です。

二人に一人はがんになるこの時代。あなたのからだを守れるのはあなたしかいません。
未然に疾患を防いでいくには、自ら健康に対して意識を向けていくことがまず第一歩です。
健康診断を有効活用し、大切な人と共に歩んでいく人生の選択肢の幅が広がっていきますよ。

臨床検査技師/緊急検査士
石﨑 沙織
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