皆さんこんにちは。前回は「特別養護老人ホーム」という「自宅以外の住まいとして入
居して利用するサービス」についてご説明しました。今回もこのサービスの中から「介
護老人保健施設」「介護療養型医療施設」についてご紹介いたします。

【介護老人保健施設】
・病院と在宅の中間施設として位置づけられており、看護や医学的管理下で介護の
提供と機能訓練(リハビリテーション)を入居の形で行う施設です。

・特別養護老人ホームと大きく違うところは、在宅に移行するための準備期間を過ご
す施設としての役割であり、一般的に長期的な入居は難しい施設というところです。

・施設の管理者が医師であり、必要に応じて施設内で行える医療処置を行うことが可
能です。

・地域包括ケアシステムの構築を行うなかで、介護老人保健施設には在宅に移行す
る支援だけではなく、在宅で生活をしてきた人の最後の「看取り」の場所としての役割
も担うようになってきました。

・病院と在宅をつなぐ施設として、今後も多様な役割を担うことを求められている施設
になってきました。

・この施設は要介護1以上の人から利用が可能です。要支援1、要支援2の人は利用
ができませんのでご注意ください。

・要介護1の人が介護老人保健施設の入居サービスを利用した場合、施設サービス
費としての自己負担額は1日あたり695円になります。(従来型個室を利用し負担割合
が1割負担の人の場合です。住所地により費用に変化があります。厚生労働省 介護事
業所・生活関連情報検索 介護サービス情報公表システム 介護老人保健施設の施設サービス
費を参照のこと 
URL:http://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group15.html

・この他に、利用した分の居住費や食費、日常生活費などの自己負担もあります。

【介護療養型医療施設】
・要介護1から5の人を対象に介護保険が適応される療養病床において、療養上の医
学的管理と看護、医学的管理下での介護、機能訓練、在宅復帰を目指した取り組み
を行なう施設です。

・介護施設よりも医学的管理が必要な人を受け入れることを目的にしており、イメージ
としては病院と介護施設の中間に位置づけられている施設です。

・施設の管理者が医師であり、施設内で行える医療処置や、ターミナルケア、看取り
にも対応していく施設です。

・要介護1の人が介護療養型医療施設の入居サービスを利用した場合、施設サービ
ス費としての自己負担額は1日あたり669円になります。(従来型個室;療養機能強化
型Aを利用し負担割合が1割負担の人の場合です。住所地により費用に変化がありま
す。厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 介護サービス情報公表システム介護老人保
健施設の施設サービス費を参照のこと
URL:http://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group16.html

・この他に、利用した分の居住費や食費、日常生活費などの自己負担もあります。
次回も引き続き施設サービスについてご紹介いたします。

社会福祉士
佐々木

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