2018年4月8日、私の祖母が息を引き取りました。
祖母は3年前にある病名がつきました。

びまん性リンパ腫
リンパ節が膨らんだり縮んだりする、世界的にも珍しい症例だそうです。
その中で3%の人は悪性リンパ腫になる傾向にあり、祖母はその中に入りました。
そこで、記録として残そうと思います。
痛みを伴い膨れ上がり、リンパ節を取るということは、体調を崩しやすくなります。肺炎にもな
りやすく、リンパ液の流れも悪く浮腫で足がむくみマッサージをしていました。
   
2年前肺炎になり、肺のところにあるリンパ節が大きく膨れ上がり、あと何ミリかで気管が潰さ
れてしまうかもしれないということもありました。この時、細胞診をおこない悪性リンパ腫だと診
断されました。祖母の場合、ステロイド剤を使うとからだは治癒に向かいましたが、夢か現実
がわからなくなる、せん妄状態になっていました。それでも入退院を繰り返し、困難を共に乗り
越えてきました。
血液検査データでは、CRPという炎症を反映する項目が20に跳ね上がり、入院して点滴で10
以下に下げて退院することを繰り返していましたが、2018年2月に入り、食欲不振、筋力低下
、リンパ球3%、CRP27、Hb8.4、アルブミン1.2と日に日に弱っていきました。
   
そして、3月には手足の浮腫でほとんど歩けなくなりました。トイレに行くのにも介助が必要に
なりました。
亡くなる3週間前には、一人で食べることもできず飲み込むのもやっとで、1日中寝たきりで意
識混濁の状態が多く、家族で2カ月間介護をしていました。亡くなる1週間前、CRP47、アルブ
ミン0.8、Hb5.1、リンパ1%、黄疸(おうだん)がみられました。胸水貯留、肺炎、心拍数100前後
、血圧が80/40となり、呼吸数と脈拍が徐々に低下していった経過となりました。
   
亡くなる日はお釈迦様のお誕生日で、そんな日を選ぶなんて祖母らしいなと思いながら書き
ました。悲哀の気持ちもありますが、この介護で学ばせてもらいました。明日が来るという保
証なんてないということ。愛してくれてありがとうということ。出逢えてよかったと感謝の気持ち
しかありません。

臨床検査技師/緊急検査士
石﨑 沙織
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