これは私の話なのですが、円形脱毛症になりました。
ええ、まだアラサーで、一応若い部類に入ってはいると自負しているのですが、それはそれは見事なミステリーサークルが出現いたしました。

なんと直径およそ10cmまで急成長を遂げて、しかも場所がとても目立つところだったので、最悪な状態でした。

原因は、おそらくストレスなのですが、直接的なものは不明。
実は、その前からストレスによる体調不良の兆しはあったのです。

カンジダ膣炎になったり、膀胱炎を2回も繰り返したり、突然全身に蕁麻疹が出たり、原因不明の奥歯の激痛に悩まされたり、ヒステリー球で常時喉に違和感を覚えていたり、胸部圧迫感で常に息苦しかったり・・・。
これら、後から考えると、自律神経失調と免疫異常によるもので、その原因になるストレスのトリガーにも思い当たるものがちらほら・・・。

でもただの「体調不良」として片付けていたのですが、ストレスが原因で引き起こされる身体の変化の代表格でもある円形脱毛症になり、初めて自覚したというわけです。

痛みが無いのは有り難いのですが、それでも、日に日に髪が抜けていき、ハゲの面積が大きくなっていくのは、なかなか精神的にインパクトがありました。

禿げ始めのうちは、ポニーテールにしておけば他の髪がカバーしてくれる程度だったのですが、そのうちそれすら叶わなくなり、ヘアバンドで隠す事に。

私よりもショックを受けていたのが家族で、特に母は抗がん剤の副作用で脱毛を経験しているので、かなり心配してくれていました。
母が私のことをあれやこれや心配する姿を見て、また、何度も「かわいそうに」と言ってくれたのを聞いて、母も苦しかったんだな、と改めて思いました。
母はいつだって気丈に振舞っていたし、抗がん剤治療でハゲたって「誰もが通る道だから。しかたない」とあっけらかんとしていましたが、やはり女性からすると「ハゲる」というのは気持ちの面で結構しんどいものがあったのではないでしょうか。

私のハゲは、日に日に拡大していた時期は流石に「どこまで大きくなるんじゃ」と心配でしたが、直径10cm強ぐらいで止まり、そこから停滞期に入り、その2ヵ月後ぐらいから、母の時と同じように産毛のような柔らかい毛が生え始めたので、しばらくはずっとヘアバンドで隠す生活が続きましたが、それほどしんどくはなかったです。

毛髪全部が、と思うと、やはり辛いものがあるよな、とこの時感じたので、母の気持ちが少し分かったような気がしました。

私の円形脱毛症は、おかげさまで発症してから1年ほどで良くなりました。
普通の病気と違って髪の毛が生え揃うのに長い年月が必要というのは厄介なもんです・・・。

がんの患者会
母と家族のガンとの闘病記

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