私が勤める会社では、女性社員は奇数年齢の時に、健康診断のタイミングで子宮がん検診を受けることができます。自腹ですが、格安で、2,000円弱ぐらいでやってくれます。
まともに産婦人科で受けようとすると、結構高いというので、ついでに受けることにしました。

考えてみれば、人生初の子宮がん検診。
ドキドキです。

まず、通常の健康診断を受けます。
身長、体重、視力、聴力、胸部レントゲン、内診・・・ぐらいしかなく、不安になるような健診ですが、若者はこのくらいしか基本内容に入っていないらしいので、文句を言わずに受診。

そしてオプションで子宮頸がん検診を受ける人は別室へ案内されます。
ドキドキです。

母が「子宮がん検診は痛いし気持ち悪い」とぼやいていたのが甦ります。
い・・・痛いのか・・・?
気持ち悪いってどういう事なのか・・・?

「はい、じゃあ下のもの全部脱いで椅子に座ってくださいね~」
そう言われて下半身に纏っているものを脱ぐ私。

「あ、靴下は履いたままで良いですよ~」
そりゃそうだ、と思いましたが、靴下だけ履いていると、なんともおマヌケな様になるので、恥ずかしいことこの上ないです。

いわゆる産婦人科にある自動でご開帳させる椅子に座ると、ウィーンと、椅子が動いて、私はもはや「まな板の上の鯉」状態になりました。

そこで、女医さんが私の膣内の粘膜細胞を採取するのですが、この女医さんがご年配のおばあちゃん先生で、超怖い方でした。

「力抜けって言ってるでしょう!」
とめちゃくちゃ怒られる私。

分かってる!分かってるんだ!
力を抜かなきゃ採取器具が入らなくて余計痛くなるのは分かっているし、しかも言うほど痛くないのも分かってるんだ!
しかし、金属の器具が体内に入ってくるのを、勝手に拒むんだよ!私の意思に反して!!

と心の中で大絶叫する私。
本当に、痛みそのものは大した事はないんです。
ただ、全く何も見えない状態で、いきなり体の中に金属器具がねじ込まれるので、意思に反して身体が反応しちゃったんですね。
それで強張ってめちゃくちゃ怒られるという事態になりました。

しかし、こんな思いをしてでも、やはり小まめに検診、健診は受けた方が良いです。
初期段階では自覚症状が出ない事の方が多いので、異常を感じる前に発見できるのがベストですから。

ちなみに、その数年後に、今度は、私が住む自治体で無料で子宮頸がん検診が受けられるという通知が届いたので、こちらも受診してきたのですが、その時の先生はきちんと「はい~、入れますよ~、すぐ終わりますからね~、ちょっと触れます~、入れます~、はい、おしま~い」と逐一状況を説明してくれたので、心の準備がきちんとできて、無駄に力まずに無事終わりました。

この違いは一体何なのでしょうね。

幸い、2回とも陰性で、がんではありませんでした。
これからも小まめに受けていこうと思います。

がんの患者会
母と家族のガンとの闘病記

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