がんと闘う母に、叔母夫婦からプレゼントが届きました。
農家の知人から取り寄せたらしいのですが、EM菌という菌で、その農家ではブドウ栽培に使っているとのこと。そしてそのブドウ栽培で、この「EM菌栽培」というのを売りにしているとのこと。

なんでも、乳酸菌や酵母など、環境に優しい微生物の集合体らしく、有用微生物群のことを英語で「Effective Microorganisms」と言うため「EM菌」と呼ばれているそうです。
これだけ聞かされても私にはちんぷんかんぷんでした。

がんに効くということではなく、免疫力を上げる効果があるそうで、体内の自然治癒力や、基礎体力アップに力を発揮するらしいです。

なるほど、これはうれしいプレゼント。

抗がん剤治療中は、一に体力、ニに体力、三四に体力、五に体力で、とにかく免疫力が超重要になります。熱を出してはいけない、風邪を引いてはいけない、と主治医の先生に言われて「妊婦になったみたいだ」と言いながら家族全員で風邪予防を徹底していた我が家ですが、そもそも抗がん剤そのものが免疫力を低下させて体力を落としてしまう副作用があるため、そういう意味ではとても心配だったのです。

風邪を引いたり熱を出したり、とにかく体調を崩してはいけないのに、免疫力は下がる一方、という状況だったので、ハラハラな毎日でした。

そんな中でいただいたEM菌は大歓迎でした。
薬ではないので、抗がん剤との相性を気にしたりする必要はなく、液状のものをいただいて、無味無臭だったので、コーヒーに入れたり、味噌汁に入れたり、ヨーグルトに入れたり、色々なものに気軽に混ぜて摂取できたので、負担にもならず、高価なものなので大事にいただきましたが、たまに父もEM菌入りのコーヒーを飲んだりしていました。

叔母夫婦から頂いたEM菌には、その農家さんの情報が書かれたチラシと連絡先が入っていたので、いただいた分が終わってからは、個人的に注文してEM菌を購入して飲み続けていました。

おかげさまで、風邪を引いたりすることなく、抗がん剤の副作用は辛そうでしたが、それ以外の面では順調に治療を続けることができました。

叔母夫婦はこのEM菌を、大腸がんで経過観察している祖母のところにもプレゼントしたらしく、祖母もすっかり気に入って、それからも継続して購入して飲んでいるという連絡がありました。
祖母に関しては、治療も手術もしないという選択をとったので、EM菌が唯一心の支えになったのかもしれません。

がんの患者会
母と家族のガンとの闘病記

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