女優・南果歩さんは、「人生初の人間ドック」で乳がんを発見した一人。
南さんは当時を振り返る中で、忙しい仕事のスケジュールの合間に受けた検診で偶然発見できたことを語っています。
それまでは身体の異変や体調不良もなく、ごく普通に過ごしてきた中での突然の乳がん発見は、南さんも相当衝撃を受けたことでしょう。
発覚後は仕事に穴を空けないために綿密な治療計画を立て、手術と再発防止の治療に入ったそうです。そして昨年秋には抗がん剤をやめたことをイベントで告白したことによって大きな話題となりました。

奇しくも、同年には同じく乳がんを患い亡くなった小林麻央さんのケースもあり、南さんの抗がん剤治療の中止は大きく注目され、「もしかして代替治療に走ったのでは?」「標準治療しなくて大丈夫?」といった憶測も増えていきました。
そこで、今回の「乳がん・子宮がんを語る女子会」では、がんになった人でなければわからないからこそ知りたい「抗がん剤治療の内容や在り方」についてまとめてみました。

がん治療=抗がん剤はやっぱりセット?

がんを患ったことのない人にとっては、やはり「がん=抗がん剤」という治療のイメージがあります。ほかにも、「副作用がつらそう」「髪が抜けてしまう」「味覚が変わるって聞いたことがある」など、一般的な抗がん剤のイメージがあります。それでは、実際に使われている抗がん剤とはどのようなものか見ていきましょう。

【抗がん剤の目的】
抗がん剤の主な作用は、がん細胞の増殖や成長を抑え、転移や再発を防ぐことです。
また、小さながんが転移している可能性のあるところを、広い範囲で治療するためにも使われます。

【抗がん剤の使用法】
がんの症状に合わせて、抗がん剤単独で治療を行うこともあれば、手術や放射線治療などと組み合わせて行うこともあります。経口タイプ、皮膚に貼るタイプ、点滴タイプなどがあります。

【抗がん剤の種類】
現在約100種類以上の抗がん剤があり、保険が適用されます。一方、国内未承認の抗がん剤は保険適用外となるため、1ヵ月で100万円以上になる薬もあります。また、単独で使用して治療する場合や、数種類を組み合わせて治療する場合などあります。
最近では、特定のがん細胞を標的にして、正常な細胞までダメージを受けないような薬も開発されています。

【抗がん剤の副作用】
副作用は比較的軽度な人もいれば重く出る人など個人差があります。
現在は、抗がん剤と共に吐き気止め薬を処方されることもあり、副作用を予めコントロールしながら無理なく日常生活を送る人もいます。

【副作用の種類】
・アレルギー反応 ・吐き気 ・血管痛 ・血圧上昇 ・発熱 ・便秘 ・倦怠感 
・食欲不振 ・下痢 ・口内炎 ・胃もたれ ・脱毛 ・皮膚の角化やシミ 
・手足の痺れ ・膀胱炎 等々

自分に合うがん治療を見つけることの大切さ

抗がん剤をやめても、がん治療そのものをやめた訳では決してありません。南さんの場合も、抗がん剤治療を否定してやめた訳ではなく、手術後の経過と体調その他諸々を主治医と相談し、じっくりと時間をかけてセカンド・オピニオン、サード・オピニオンまでとり、慎重に慎重を重ねた判断だったそうで、「あくまでも自分の症例のケース」として明言しています。
誰しもそうですが、最後に責任を持って判断するのは自分自身です。治療の方法一つとっても、その人その人なりの結論があります。
現在、乳がんの治療には手術や放射線療法といった「局所治療」に、抗がん剤治療などの化学療法やホルモン療法などの「全身治療」があり、それらをどのようにおこなっていくか、また組み合わせていくかは、人それぞれのケースに寄るところのようです。

どんな治療をし、どのように生きていくか。
今は、働きながらがん治療をする人も増えている中、色々な選択肢があるかもしれません。だからこそ大切なのは、自分の乳がんのことを正確に理解し、治療していくこと。
今、乳がんの治療方針で悩んでいる人も、ご自身が決断できるまで調べて、医師と納得できるまで相談してほしいと思います。

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