子どもががんになったときどのように伝えるのか?

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がんという病気を子どもに伝えるとき、どのように子どもに伝えたらよいのでしょうか?

子どもにはがんであることを伝えない方がいいのではないかと思うものですが、子どもは状況を察して不安に感じている場合もあります。

そんなとき、3つの“C”を念頭に置いて子どもに伝えてみましょう。

○3つのCとは?

1.Cancer(がん)
2.Catchy(感染)
3.Caused(原因)

まず1つ目のC、「病気」ではなく「がん=Cancer」という言葉使いましょう。病気というあいまいな表現はかえって不安を感じてしまう場合がありますので「がん」とどのような病気なのか簡単に説明するといいかもしれません。

2つ目のC、「感染=Catchy」は、子どもがかかる病気の多くは、かぜやインフルエンザなど感染する病気です。そのため友達にもうつるのかな?と心配する子どもも少なくないのです。具体的に説明するとわかりやすいでしょう。

そして3つ目のC、「Caused=原因」ではがんは誰のせいでもないことを伝えましょう。子どもの中には「自分が言うことを聞かなかったからだ・・・」と自分を責めてしまう子どもが少なからずいます。誰のせいでもないことをしっかりと伝えることが大切です。

親ががんに。幼い子どもにどのように伝えるのか?

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自分や家族が「がん」と診断されたとき、それを子どもにどう伝えればいいのでしょうか?まずは先ほどの「3つのC」を意識して子どもに分かるように伝えることが大切です。

しかしなかには、「子どもに余計な心配をかけたくないので伝えない」と考える人もいらっしゃいます。しかし、子どもは大人が思うよりずっと敏感で、いつもと雰囲気が違うことを感じ取り1人で思い悩んでいることもあります。

がんを伝える・伝えないということに正解はありませんが、子どもが分かる範囲で事実を伝え共有する方が子どもも安心できるようです。可能であれば、子どもと一緒に病院に行き診察や治療を受けてみてはいかがでしょうか。

そうすることで、がんへの理解が深まりますし、治療によって起こるかもしれない脱毛や疲労感、吐き気などの副作用についても理解を深めることができます。

がんと死について話すときに気を付けたいこと

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祖父母や親せき、知人にがんで亡くなった人がいる場合は、子どもの中で「がん=死んでしまう病気」という意識が強くなり、お母さんやお父さんも、がんで死んでしまうのではないかと考えてしまう子どもも多くいます。

そんなとき、ご自身の口から「がんと死」について子どもと話をする機会を設けることが大切です。

「がん=死なない」と約束することはできないことを前置きした上で、「大変な病気ではあるけれど、治るように治療をがんばっている」ということを説明しましょう。

また、今はさまざまな治療法があることや今を精いっぱい生きていること、元気になって家族で楽しいことをたくさんするために闘っているというメッセージを言葉にして伝えることが大切です。

もしものときに支えてくれる機関や施設

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親ががんになってしまったとき、治療で子どもの面倒を見ることができないときに支えてくれる団体や自治体があります。

がんのサポートプログラムと言って医療ソーシャルワーカーや臨床心理士、医師、看護師が集まり、親ががんになった子どもや、患者さんを支援する団体や数多くあります。病院でも支援している場合がありますので主治医に相談することや調べるなどして、参加するのもいいかもしれません。

また、各自治体が実施するサービスとして、入院などで短期間子どもを見られない場合に保育施設などで子どもの宿泊預かりをしている施設もあります。利用料金や条件などは、各自治体によって異なりますので調べてみるといいでしょう。