同じがん患者さんと話をする

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がんだと分かったとき、周りの人には「自分の気持ちを理解してもらえない」「なんで自分ががんになってしまったのか」「がんであることを公表したくない」などの理由から気持ちを打ちあけることができない人もいます。

もちろん全ての人に自分ががんであることを伝える必要はなく、家族や信頼できる人に打ち明けて、他人の何気ない言動から心を守るのも大切です。

また、家族や友人に話しにくいことでも同じがんの経験者であれば、気軽に悩みを打ち明けることができるかもしれません。

治療中に病室が一緒だった人、がんセンターなどでの患者会、ブログを通して交流している人などで得られる情報や経験談はきっとご自身の強い味方になりでしょう。また、治療での活力となるのではないでしょうか。

同じがんの患者さんと話をして悩みを共有して「悩みがあるのは自分だけじゃないと」分かるだけでも、気持ちは楽になります。

自分の心と向き合う時間を作る

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がんの治療は、手術治療だけでなく、放射線治療、化学治療など、長い時間をかけて治療を行っていきます。

長い治療期間を前向きな心で進めていくためには「治療に専念しすぎず自分の心と向き合う時間を作ること」も大切です。常に病気や治療を意識した生活は体の疲れだけでなくて心も疲れ治療に対して後ろ向きになってしまいます。前述したように、一日のわずかな時間でも趣味や好きなことをする時間を作りリフレッシュするのもおすすめです。

ただし「リフレッシュのために」と無理に行う必要はなく、治療中はこれまでの趣味を再開しても心から楽しめないと感じる人が多いようです。

そんなときは楽しめない自分を責めるのではなく「自分がしたいことは何か」を最優先に考えて興味のあることをやってみるのもいいでしょう。

つらいときは誰かに聞いてもらおう

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がんの告知を受けたあとは、誰しも心が不安定な状態になるものです。心が不安定になってしまったとき、家族や信頼できる友人に気持ちを打ち明けることや、がん経験者と気持ちを共有することで気持ちが楽になることがあります。

一方で悩みをうまく解消することができず、患者さんだけでなくご家族も悩みを抱えてしまう場合があります。家族や友人、がん経験者の人と話をしても自分の心と折り合いがつかないときは、無理をせず専門医に相談するのも一つの方法です。

全国のがん診療連携拠点病院に整備されている「緩和ケアチーム」には、精神腫瘍科など心の専門家が配置されています。