治療中に起こりやすい肌トラブル

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放射線治療で放射線を照射した部位は日焼けしたように赤くなり、かゆみを伴い肌がとても敏感な状態です。また放射線治療や化学治療を行うと肌の再生力が低下してしまって、肌だけでなく爪にも炎症が起こってしまいます。がんの治療中に起こりやすい肌トラブルは以下の通りです。

・皮膚の乾燥
・発疹・紅斑
・色素沈着
・爪のトラブル
・手足症候群

などが挙げられます。これらの症状がひどい場合は治療にも影響が出て一時治療をストップしてしまうことがあります。重症化しないためにも、治療中は日ごろからケアをしっかりと行いましょう。

スキンケアは保湿をしっかりと

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がん治療中に関わらず、肌トラブルを避けるためには肌を綺麗に保ちしっかりと保湿をすることが大切です。洗顔する際は肌への刺激が少ない低刺激の洗顔料を使用しましょう。また、体調不良などで入浴や洗顔が難しい場合はスキンオイルを使用した拭き取りの洗顔がオススメです。

また洗顔後は化粧水をしっかりと塗布し、やさしく肌に馴染ませて、肌が手にくっつくのを目安にすることがポイントです。その後、乳液などで水分を逃がさないように保湿をしますが、治療で体調が優れない場合はオールインワンで化粧水と乳液の成分が1つになっているものを選ぶとよいでしょう。その際も肌への刺激が少ないものを購入するようにしましょう。

肌ケアと紫外線対策はしっかりと

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化学治療や放射線治療中は肌の再生力も弱まっていて紫外線の影響を受けやすくなっています。そのため日焼け後の色素沈着に注意してしっかりと肌ケアと紫外線対策をしておきましょう。

日焼けを予防するには外出時に日傘や帽子、サングラス、長袖、長ズボンなどで肌の露出を控えましょう。紫外線は4月頃から増えはじめ、紫外線の量の違いはあるものの、天候に関係なく常に降り注いでいます。

そのため、曇りや雨の日で会っても紫外線対策をしておきましょう。また、日焼け止めクリームも日焼け止め対策には有効です。市販している日焼け止めクリームは、地上に到達する紫外線のうちのUVAを防ぐ「PA」、UVBを防ぐ「SPF」の表示がついているので、天気や肌質を考慮して使用しましょう。

日焼け止めは、汗や水分で落ちてしまうこともあるので、こまめに塗り直すことやちょっとした外出でも塗るようにしましょう。

治療前後は爪のケアも

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がんの治療中、特に化学治療(抗がん剤治療)を受けている場合は爪の変色や爪が薄くなって割れやすくなるなどのトラブルが起こる場合があります。そのため治療前後は爪を短く切り、爪が割れた部分の菌の増殖や炎症を起こさないようにケアすることが大切です。

まずは爪を短く切り伸びすぎないように爪切り・やすりを上手に活用しましょう。また爪の乾燥は爪が割れやすくなることや傷みやすくなる原因になります。爪にトラブルがない場合でも水を使用した後は爪の水分を取りハンドクリームや爪専用のオイルを使用しましょう。

また女性でネイルをしている人は、数週間はネイルをしている状態が続き爪の状態を確認することができないため、気付かないうちに炎症やカビ・細菌が繁殖している場合があります。治療中はジェルネイルを含めネイルを控えた方が無難と言えるでしょう。